工学を生ききる (I Will come through Engineering)

2022年度退職記念講義

講師堀勝 教授
堀勝 教授
開講部局低温プラズマ科学研究センター
日時2023/3/26 15:30-17:00
場所豊田講堂
堀勝 教授
講師堀勝 教授
開講部局低温プラズマ科学研究センター
日時2023/3/26 15:30-17:00
場所豊田講堂

工学を生ききる (I Will come through Engineering)

「工学」は、強く人間がかかわる学問です。この学問で生きる、つまり工学を追究し、社会にフィードバックするためには、集団の人間学とともに、「人間とはどういう物か」を知ることが重要です。この世界で、一番よく分かっている人間は自分ですので、まずは私の若いころの体験をお話しします。社会の中で自己を育んできたプロセスや自己を作りあげていくことで得られた価値を知っていただけるかと思います。次に、私が、長年取り組んでいる低温プラズマの教育研究を通して何を目指しているかを紹介します。最後に、プラズマが拓く未来を洞察して、人間と「物を造る」という相互作用が創り上げる、工学の実存と自分の人生との関係を示しながら、人類が創造する未来へ、どのように貢献していけるのかを展望したいと思います。

講師紹介

堀 勝(ほり・まさる)  低温プラズマ科学研究センター教授

学歴

  • 名古屋大学 工学研究科 電子工学専攻 - 1986年
  • 早稲田大学 理工学部 電子通信学科 - 1981年

職歴

  • 名古屋大学低温プラズマ科学研究センター長 2019年4月 - 現在

  • 名古屋大学未来社会創造機構 機構長補佐 2016年4月 - 2019年3月

  • 名古屋大学未来社会創造機構 暮らし・健康基盤情報部門長(COI) 2014年4月 - 2017年3月

  • 名古屋大学プラズマ医療科学国際イノベーションセンター長 2013年8月 - 2019年3月

  • 名古屋大学大学院工学研究科付属プラズマナノ工学研究センター長 2009年4月 - 2013年3月

  • 名古屋大学教授 2004年4月 - 現在

  • 英国ケンブリッジ大学キャベンディシュ研究所客員研究員 1997年8月 - 1997年12月

  • 名古屋大学助教授(工学部) 1996年7月 - 2004年3月

  • 名古屋大学講師(工学部) 1994年4月 - 1996年6月

  • 名古屋大学助手(工学部) 1992年4月 - 1994年3月

  • (株)東芝 総合研究所 超LSI研究所 1986年4月 - 1992年3月

取得学位

  • 工学博士

所属学協会

  • プラズマ・核融合学会

  • 応用物理学会

  • Materials Research Society

  • 表面技術協会

  • 日本分光学会



クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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投稿日

February 24, 2023